指数DMの検証


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指数DMの検証 Target指数
TigerOddsの最終レース日記

1)「DM」とはデータマイニングの略でJRAVAN公式の代表的指数です。
DMは予測タイムです。他の指数と違って、速いほど小さい数字になります。
このページではDM指数を使って、指数を検証する方法を解説していきます。

詳しい説明は下記リンクを参照してください。
http://jra-van.jp/fun/dm/mining.html


2)JRAVANデータをダウンロードする。



まず2016年1月1日から今日まで(2月26日)のJRAVANデータをダウンロードします。
データをすべて読み込んでDBを作成するのに時間がかかります。
毎週[JRAVAN]ボタンで更新をするようになったら、この作業は必要ありません。


3)DM指数をダウンロードする。

レース当日のDM指数をダウンロードする時は

カレンダーの日付をレース日に合わせて
トップメニューの[指数]→[DMTM]→[1日]をクリック
画面下のコメント欄に「DM***件 TM***件ダウンロード完了しました。」
とコメントが出ます。DM指数と一緒に対戦型データマイニング指数もダウンロード
しています。

過去のDMをまとめてダウンロードする時は


3)DM指数で予想するプログラムを作る。

1年分のDM指数をダウンロード出来たら、DM指数で予想するプログラムを
作り、予想ソフトの検証をしてみましょう。

トップメニューから[ファイル]→[新規ファイルを作成]をクリック
画面中央の黄色い画面(プログラム編集画面)に自動的に
DMを使った予想プログラムが表示されます。

ここでプログラム文にミスがあります。
お手数ですが、赤丸で囲んだ99の数字を99999に訂正してください。



wars(GoGyo,000-00,8,1D);//宣言文
A=指数(DM);//入力文
A=標準化(A);B=NN(A:-1:0);//計算文
E=順位(B);//順位文
単勝=1点(E1:0:9999:100);
馬連=BOX(E1,E2,E3:0:99999:100);//馬券文

と書き直してください。99999というのは、その前の0と対になっている数字で、
オッズで絞り込む時に使う数字です。0:99999の場合はオッズが0倍から99999倍までの
場合、馬券の買い目を出すという意味があります。
0:99999の次の:100は100円賭けるという意味の数字です。




プログラム文を書き直したら、実行してみましょう。
今回は2016年の1年間の予想の検証をしますので、
2016年1月の開催日にカレンダーの日付を合わせてください。1月のJRAのレース開催日であればいつでも大丈夫です。
カレンダーを合わせると、画面左の水色のレースリストに表示されます。
上図のように[中山11R]をクリックしてみましょう。
画面下のコメント欄に「予想完了」が出て、同時に画面中央下の緑の画面に指数(A,B)と指数順位(E)が表示されます。
上の表で赤丸と赤四角で囲んだ欄が指数順位で馬番10のフルーキーの順位が1位であることがわかります。

画面右側の白い画面の買い目欄に買い目、賭け金、[オッズ]が表示されます。(オッズを取得していない時は[0]で表示)

上のようにちゃんと予想されたかレースリストをクリックして確認する癖を付けておきましょう。
さてこれから、予想ソフトの実力を検証します。


4)予想ソフトで1ヶ月予想して検証する


1年間の予想は時間がかかるので、まず試しに1ヶ月の期間で予想して検証してみましょう。
トップメニューから[予想実行]→[予想買目履歴クリア]をクリック
画面下のコメント欄に「*****フォルダの買い目ファイルを削除しました。」と表示されたら、
トップメニューから[予想実行]→[1ヶ月予想+検証]をクリック

1ヶ月予想しますので、少々お待ちください。
画面下のコメント欄に「検証終了しました。作成時間(****秒)」と表示され、
検証ページが自動的に開かれ、全部項目にチェックマークが入り、予想の成績を的中率、回収率に分けて
表示します。水色のリストは的中したレースの払い戻し金を表示しています。
DMは2016年1月は馬連の回収率が128.9%と優秀だったことが分かります。



5)[OR検証]を使う

レース条件を別々に分けて検証する場合
例えば、芝レースとダートレースに分けて検証してみます。
画面左の[全部]チェックマークを外して、[全芝][全ダート]のチェックマークをONにします。
次に[OR検証]ボタンをクリックしてください。
芝とダートの成績を別々に表示します。
予想の買い目は保存されていますので、チェック項目を変えて、どの条件が得意なのか検証することが出来ます。
2016年1月に関しては、芝よりもダートの方の成績が良いことが分かります。
このように[OR検証]は別々の条件を調べる時に使います。



6)[AND検証]を使う

2つ以上の条件を同時に満たす場合の検証は[AND検証]を使います。
例えば中山芝のレースを検証したい時、
下図のように[全芝]と[中山]のチェックマークをONにして、[AND検証]ボタンをクリックします。




 7)DMを1年間で検証

さて今度は1年間のDMの成績を検証してみましょう。1ヶ月と同様の手順で
下図のように、 [予想買目履歴クリア] してから [1年予想+検証] をクリックします。


1年間だとかなり時間が掛かりますのでコーヒーでも飲んで待ちましょう。
画面下のコメントが「検証中****」数字が減っていきます。チェックマークの数が多いとその数だけ
時間が掛かりますので、はじめは少ない数で検証してください。
ハイ、DMの1年間の実力が出ました。馬連回収率は77.9%でした。(馬連3点BOXの場合)


さてここから1年間のデータで回収率100%以上の条件を調べてみましょう。


 7)DMの得意な条件は?

中山の馬連3点BOX(DM上位3頭)は回収率120.8%でした。(^ ^)
まだお宝条件はあると思いますので、「五行」を使ってDMの検証を行ってみましょう!

 


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